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2017.4.09⇒

”緊急条項”と”緊急事態”

2017年4月7日記

池住義憲

 衝撃的ニュースだった。本日7日、日本時間で午前9時45分過ぎ、米国はシリアのアサド政権へ軍事攻撃を行いました。地中海に展開中の駆逐艦から、計59発の巡航ミサイル「トマホーク」を、シリア軍基地へ向けて発射したとのこと。

 私は、14年前の2003年3月20日、米国が中心となってイラクへの軍事攻撃のことを、思い起こしています。今回の攻撃はロシアに事前通告したとはいえ、国際法からみてどうなのか。法的根拠は何なのか。アサド政権が4月4日に化学兵器を使用したという事実をどのように証明し、説明したのか。法治主義を標榜する国として、議会承認手続き等はどうなっていたのか。軍事力に訴える以外に、ホントに方法は全くなかったのか、等々・・・。

 多くの疑問と不安を感じています。安倍首相がいち早く米国のシリアへの軍事攻撃を「理解」し「支持」したことも、14年前の小泉首相(当時)の米英によるイラク軍事攻撃「支持」表明と、重なります。今後の事態の推移によって、改めて問題を書きまとめて発信したいとおもっています。

 さて、本題。昨日(4月6日)、Facebook に、以下のものを投稿しました。

(ここから)ーーーーーーーーー

今日(4/6)の朝日新聞のオピニオン&フォーラム『ポピュリズムの行方』、読み応えあり!です。
 ドイツ歴史家マグヌス・ブレヒトケンさん(ミュンヘンの現代史研究所副所長、53歳)のインタビュ―記事。

 ヒトラーが全権力を掌握した1933年1月に宣言した「緊急条項」は、当時のワイマール憲法48条に依拠するもの。マグヌス・ブレヒトケンさんは:
   ”憲法に何が書かれていても、権力者のやりたいことができる。
    憲法に、憲法を棚に上げる規定があったのです。
    それをヒトラーが利用した”
と述べています。

 2012年4月27日に自民党が発表した「日本国憲法改正草案」の第九章には、「緊急事態」が盛り込まれています。「自然等による大規模な自然災害・・・」の文言が加わっているだけで、時代状況は異なるものの、内容はヒトラーが利用したものと、まさに同じ! 憲法に、憲法を棚上げできる規定そのもの、です。

 安倍自公政権は、それに先立って(またはそれに向かって)、本日、「共謀罪」法案を衆院本会議で審議入りします。そして衆院法務委員会に付託。その委員長は、自民党の鈴木淳司議員。なんと、私が居住する「愛知7区」で復活当選した議員なのです!

ーーーーーーーーーーー(ここまで)

 このFacebook 投稿を見た私の友人から、すぐに、以下の資料紹介がありました。昨年(2016年)3月18日に放映された報道ステーションの特集『ワイマール憲法から学ぶ、自民党憲法草案緊急事態条項の危うさ』の全文を、文字起ししたものです。

 古館伊知郎さんが降板する直前にドイツ・ワイマールへ行って取材し、痛恨の思いで訴えている部分です。見た方も多くいると思います。残念ながら映像は著作権の関係等で観ることできませんが、テレビ画像写真と合わせ完璧な文字起しがされているので、臨場感が伝わります。下記URLをクリックすれば見ることできますので、是非ご覧ください。
 → http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/c917bf3b84ba25c2b0c39b6da4f0883a

 なお、私のFacebook では:
  4月4日: 釜山の日本総領事館前に設置した「少女像」問題について
  4月2日: 「市民と野党をつなぐ会@愛知7区」主催講演会報告
  3月31日: 3/31付中日新聞夕刊『紙つぶて』記事紹介
  3月27日: 「TPP交渉差止・違憲訴訟」第7回口頭弁論報告
  3月23日: 共謀罪創設に反対する緊急統一署名お願い
等々、不定期ですが投稿しています。関心ある方、下記URLをクリックください。
 → https://www.facebook.com/yoshinori.ikezumi

以上

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